短詩や短い話中心。801表現を理解出来ない方は退出した方が身のためです。
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「花の匂いがする」
「…椿、だと」
今日の任務を振り返って呟いた。
恐ろしい程に椿ばかりの庭の手入れをさせられた。
今日もまた変な仕事だった、なんて物思いにふけっていたら背後にゲンマが迫っていた。
「椿もいいけどな、俺の匂いにしとけ」
髪に顔をうずめながら、腕を回してくる。
不意打ちでそんな事を言うもんだから、顔が火照るのを抑え切れなかった。
後ろ向きでよかったと思う反面、どんな顔をして言ったのか見てみたかった。
好奇心に負け後ろを向くと、すかさず唇を塞がれた。
「いてぇ…」
「外でするなと言っただろ」
もちろん反射的に殴ったけど。
「…椿、だと」
今日の任務を振り返って呟いた。
恐ろしい程に椿ばかりの庭の手入れをさせられた。
今日もまた変な仕事だった、なんて物思いにふけっていたら背後にゲンマが迫っていた。
「椿もいいけどな、俺の匂いにしとけ」
髪に顔をうずめながら、腕を回してくる。
不意打ちでそんな事を言うもんだから、顔が火照るのを抑え切れなかった。
後ろ向きでよかったと思う反面、どんな顔をして言ったのか見てみたかった。
好奇心に負け後ろを向くと、すかさず唇を塞がれた。
「いてぇ…」
「外でするなと言っただろ」
もちろん反射的に殴ったけど。
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長く美しい黒髪
誰かが言うまでも無い程の整った容姿
頭から指先まで無駄な動きは一切無い
プライドを壊したい
心の中を掻き乱したい
そう思う事さえ禁忌なのか
金色の髪をかき上げながら、隣に眠る君に問う